Quantcast
Channel: 敬和学園大学 新潟県新発田市にあるリベラルアーツ大学
Viewing all 1463 articles
Browse latest View live

花の日・子どもの日・ペンテコステ

$
0
0

新発田の街中でもカッコウの鳴き声で目を覚まし、夕方もしきりにカッコウが鳴くころとなりました。街中の庭先でも大学の中庭でも、大小さまざまなバラが美しく咲いて目を楽しませてくれます。

6月の第二日曜日は、プロテスタント教会では花の日・子どもの日として礼拝を献げています。それはイエスが子どもの人権を大切にしたエピソードにさかのぼり(マルコ10:13-16)、礼拝では子どもたちの成長を祈って祝福し、子どもたちが家庭の花々を学校や社会福祉施設などに配る習慣があります。

7日金曜には、あやめこども園の園児たちが、花の日・こどもの日の礼拝を終えて、ちょうどチャペル・アッセンブリ・アワーの時間と重なりましたが、大学と大学の敷地内にある隣のグループホーム富塚・のぞみの里に花を届けて、歌をプレゼントしてくれました。

2019.6.14学長ブログ

あやめこども園の園児からお花をいただきました

 

今年の花の日・こどもの日は、「イースター」(復活祭)から50日目に教会に聖霊が下って教会が始まったできごと「ペンテコステ」(ギリシア語で「50日目」の意味、「聖霊降臨日」とも言う)の日と重なりました(エル・グレコの絵『聖霊降臨』、使徒言行録2章、参照)。「ペンテコステ」は「クリスマス」「イースター」と共にキリスト教の三大祝日にあたります。

春から夏へと移り変わりゆく大自然の新鮮な息吹の中で、人間の魂の深いところにある霊的な刷新により、愛と希望に溢れる新しい共同体を創り出していく改革が求められています。(山田 耕太)


「阿賀北ロマン賞」の作品を募集します(10月11日まで)

$
0
0

阿賀北の地域振興、文学による人材発掘とアイデンティティの創造および新しい文藝作品の創造を目的として「阿賀北ロマン賞」を設け、文藝作品募集を行っています。
2019年度のテーマは、阿賀北地域を中心とする新潟の「めぐり(巡り、回り、廻り、循環など)」です。募集要項をご覧いただき、ふるってご応募ください。

■主催: 敬和学園大学
■共催: 新発田市、聖籠町

 

小説部門

テーマ
阿賀北地域を中心とする新潟の「めぐり(巡り、回り、廻り、循環など)」をテーマにした小説(2,000字以上20,000字以内)
*応募作品は未発表作品とし、他の賞への二重投稿作品は不可とします。

応募資格
中学生以上の方で、阿賀北地域をアピールする熱意と新しい文藝作品の創造に熱意のある方。新潟県在住は問いません。

賞金
<小説部門>
大賞(1編): 賞状・賞金30万円・記念品(阿賀北の逸品)
審査員特別賞:賞状・賞金1万5千円・記念品(阿賀北の逸品)

創作童話・児童文学部門

テーマ
阿賀北地域を中心とする新潟の「めぐり(巡り、回り、廻り、循環など)」をテーマにした創作童話または児童文学(2,000字以内)
*応募作品は未発表作品とし、他の賞への二重投稿作品は不可とします。

応募資格
中学生以上の方で、阿賀北地域に語り継がれる作品を紡ぎだす情熱のある方。新潟県在住は問いません。

賞金
<創作童話・児童文学部門>
大賞(1編): 賞状・賞金20万円・記念品(阿賀北の逸品)
審査員特別賞:賞状・賞金1万5千円・記念品(阿賀北の逸品)

応募

応募方法
「作品」および必要事項を記入した「応募者シート」を、阿賀北ロマン賞事務局まで郵送してください。
「阿賀北ロマン賞」募集要項(pdf形式、505KB)

応募期間
2019年6月24日 月曜日 から 10月11日 金曜日(当日消印有効)

審査・発表

審査員(昨年度)
加藤宗哉(作家・元「三田文学」編集長)、塚田朋弘(新潟日報新発田支局長)ほか

発表
2020年1月下旬

お問合せ・お申込み

敬和学園大学 教務課教務係 「阿賀北ロマン賞事務局」 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
Tel : 0254-26-2514 Fax : 0254-26-3646 E-mail : agakitaroman@keiwa-c.ac.jp

6月22日(土)の学バス運行のお知らせ

$
0
0

6月22日(土)は補講を実施します。 学バス運行についてお知らせします。

 

スクールバスの運行について

<スクールバスの運行はこちらをご覧ください。>
https://www.keiwa-c.ac.jp/bus/


アニメプロデュースに関するゲスト講義が行われました。

$
0
0

本年度より開講した「教養スペシャルトピックスE」では、情報メディアコースの新設を機に、アニメを題材にコンテンツのプロデュースについて学ぶ講義を展開しています。

敬和学園大学にて講義を行うヤオヨロズ株式会社の福原慶匡さん

敬和学園大学にて講義を行うヤオヨロズ株式会社の福原慶匡さん

6月3日には、『楽園追放』『正解するカド』など最先端のCGアニメを手がけた東映アニメーションの野口光一さんをお招きし、3DCGアニメの現状と今後の展望をお話し頂きました。また6月10日には『けものフレンズ』『ケムリクサ』をプロデュースされたヤオヨロズの福原慶匡さんに、プロデューサーという仕事の概要と、そこに到達するにはどんなスキルが求められるのかを詳しく解説頂いています。

聴講も含め多くの学生が熱心に耳を傾けます

聴講も含め多くの学生が熱心に耳を傾けます

放送された作品の制作過程を見ながら解説を頂きました

放送された作品の制作過程を見ながら解説を頂きました

学生からの質問に答える東映アニメーションの野 口光一さん

学生からの質問に答える東映アニメーションの野
口光一さん

情報メディア研究所では、これからも最先端で活躍する実務者の方をお招きし、学生にも大いに刺激になる講義を展開してまいります。

2019 JCLP Farewell Address

$
0
0

2019. 6. 19.
Kota Yamada
President of Keiwa College

2019.6.19学長ブログ

Farewell Party

 

Congratulations, Prof. Fisher and Lee Students, on getting your diplomas to certify finishing JCLP at Keiwa College. We were very surprised at the big earthquake last night. Let’s be prepared and always be ready to unexpected things. Did you really enjoy Japanese Culture and Language Program at Keiwa? All right. Did you enjoy your home stay? That’s good. How was your first experience to come to Keiwa by local commuter train? I enjoy seeing your artistic brush paintings at the Orange Hall.

I hope that some of you might have found out that Niigata City is a mecca for comic artists. Very famous Japanese comic artists like Shinji Mizushima, Hiroo Terada and Fujio Akatsuka were born in Niigata City and brought up around this countryside. You may have seen lots of small baseball comic statues in Furumachi streets, the downtown of Niigata City, which commemorate Shinji Mizushima’s Dogaben.

Please remember that you have learned Japanese culture and Japanese ways of living and Japanese ways of thinking in a countryside, a rural part of Japan. This is the real face of Japan, Japan unmasked. Now you are going to visit Hiroshima, Sacred City for thinking peace in the Nuclear Era. I remember President Obama’s very impressive Hiroshima Speech in 2016 when he visited Hiroshima as the first American President, speaking his vision of Nuclear Disarmament, which is co-related to his Novel prize winning Praha Speech.

But wherever you may go and whatever you may do in the future, let us try to make peace among the different people and among the multi-diversity society. Let us try to be peace makers in the sense of grassroots. I hope God bless you all and your future and I pray for your safe journey back to America. Thank you.

山形県沖を震源地とする大地震に関する授業実施と被害状況の確認について

$
0
0
山形県沖を震源地とする大地震に関する授業実施と被害状況の確認について

2019年6月18日午後10時22分ころ、山形県沖を震源地とする大地震がありました。
このたびの地震で被害に遭われた方々に対し、衷心よりお見舞い申し上げます。
2019年6月19日11時現在で、この地震による敬和学園大学学生、教職員の人的・物的被害は確認されていません。
なお、授業および被害状況の確認について、次のとおりお知らせしますので、ご協力をお願いします。

授業実施について

本学は、通常どおり授業を行います。地震による家屋等の被害、交通機関の混乱により欠席する場合は配慮しますので、本学教務係までご連絡ください。
Tel.0254-26-2514 Mail:kyomu@keiwa-c.ac.jp

被害状況の確認について

現在、大学は被害地域の学生の状況確認に努めております。出身地の実家も含めて、被害のあった学生は、本学学生係までご連絡ください。
Tel:0254-26-2509 Mail:gakusei@keiwa-c.ac.jp

敬和学園大学 事務職員公募要項

$
0
0

敬和学園大学では、事務職員(任期付専任職員)を公募しております。公募要項につきましては、下記をご覧ください。

1. 職種
大学事務職員(任期付専任職員)

2. 募集人数
1名

3. 採用年月日(任期)
2019年10月1日~2020年9月30日(1年)
* 任期満了後、勤務状況等を評価の上、正規の専任職員として登用の可能性があります。基本的に長く本学でご活躍いただける方を希望します。

4. 職務内容
大学の管理運営、教育研究支援、地域貢献に携わる事務総合職(総務、会計、教務、学生支援、就職支援、地域貢献、入試、広報)

5. 応募条件
・専門学校、短期大学、4年制大学卒業以上
・コミュニケーション能力、協調性のある方
・応募時点で企業等の勤務経験が2年以上ある方を歓迎。特に大学事務、学校事務の経験者を歓迎します。
・パソコンの基本操作(ワード、エクセル)ができる方
・普通自動車運転免許証(AT車限定可)所有

6. 勤務地
敬和学園大学(新発田市富塚1270番地)
* 将来的に人事異動により敬和学園高等学校(新潟市北区太夫浜325)に勤務の可能性があります。

7. 就業時間
8:30~17:00(休憩60分) 月1回程度、遅番勤務あり(9:50~18:20)
* 時間外勤務あり
 
8. 休日等  
・週休2日(土・日)、祝日  * 授業、入試、大学行事により休日出勤あり
・夏期特別休暇、年末年始休暇    

9. 待遇
・基本給 185,000~300,000円(本学園規定による。専任職員と同待遇)
・昇給 あり(年1回)
・賞与 1年目:12月2.89か月、2年目以降:6月、12月4.45か月予定
* 経営状況により変更の場合あり
・諸手当 住宅手当、家族手当等(本学園規定による)
・交通費 本学園規定により支給
・加入保険等 健康保険・年金(私学共済)、雇用保険、労災保険
・退職金制度 勤続1年以上あり

10. 定年
65歳

11. 応募方法・選考等
【第1次選考(書類選考)】
・提出書類 履歴書、成績証明書、職務経歴書、志望動機書(1000字程度)
・応募締切 2019年7月19日(金)必着
* 第1次選考合格者には、2019年7月26日(金)までに通知します。
【第2次選考】
・第1次選考合格者には、指定された日までに自宅等のパソコンで適正検査を受けていただきます。
・筆記試験・面接試験日程 2019年7月27日(土)~8月9日(金)の間に実施
* 面接試験 1人1時間程度
* 第2次選考合格者には、2019年8月16日(金)までに通知します。
【第3次選考】
・日程 2019年8月26日(月)~8月29日(木)の夕方実施
* 面接試験 1人40分程度
* 採用内定について、2019年8月29日(木)までに通知します。

12. 書類提出先・問い合わせ先
〒957-8585
新潟県新発田市富塚1270番地 敬和学園大学総務課総務係 宛 
(封筒の表に「職員応募書類在中」と朱書きしてください)
電話 0254-26-3636
E-mail somu@keiwa-c.ac.jp
    
* 応募いただく個人情報は採用業務にのみ利用し、他の目的での利用や第三者への提供は行いません。なお、応募書類は返却いたします。

アメリカ・リー大学からの短期留学生を迎えて

$
0
0

新潟県も関東甲信地方に続いて先週から梅雨入りしました。街中ではビワの木の実が黄色く色づいています。大学のニュートンのリンゴの木も、緑色のリンゴの実が次第に大きくなってきました。

6月6日木曜から今週19日水曜まで2週間、本学の日本文化・日本語研修プログラム(JCLP)に参加するために、アメリカ・テネシー州のリー大学から10人の短期留学生が1人の引率教員と共に来ていました。リー大学からの短期留学生は2015年度以来の4年ぶりでした。2016年度と2017年度は、アメリカ・ワシントンDCのハワード大学から短期留学生が来ていました。皆、本学の後は広島を訪れて帰国します。

今回のリー大学の学生たちは、大学近くの宿舎に空き部屋がなく、新潟駅近くに宿舎を取ったので、本学の20年近いJCLPとしては初めてJRと学バスで本学に通うことになりました。新潟駅で新発田駅方面行の電車に乗るのは、車社会のアメリカ人学生にとっては初体験のこととなりました。今回は映画制作学科の先生と学生中心でしたので、漫画とアニメのメッカである新潟を満喫したことでしょう。

学生たちも日本語のヘルプや習字・なぎなた・座禅など日本文化紹介を手伝い、国際交流で盛り上がりました。例年のように日本語学習の合間に、新発田城・清水園・市島酒造の新発田市内フィールドトリップと白根大凧合戦に加えて、今年は酒田市内のフィールドトリップが新たに加わりました。週末のホームステイ・プログラムにご協力くださったご家庭をはじめ、お助けくださった皆さま方に心から感謝します。(山田 耕太)

2019.6.21学長ブログ

日本文化の書道を体験しました


7月13日(土)オープンキャンパス開催、リベラルアーツの学びを体験しよう!

広報誌「敬和カレッジレポート」第93号を発行しました

$
0
0

敬和学園大学 広報誌「敬和カレッジレポート」第93号

Close up「リベラルアーツで生きる情報メディアの学び」国際文化学科 一戸信哉、松本淳
情報メディア・コースまるわかり
学びと出会いの詰まった大学生活がスタート
新任教員のごあいさつ/公務員・社会福祉士合格者の声
授業紹介⑮「教養スペシャルトピックスE」松本淳
敬和学園財務状況等のご報告

第93号の内容(pdf形式、3.21MB)はこちらからご覧いただけます

地域社会のご支援の中で

$
0
0

近くの山里では栗の木にたくさんの花が咲いています。秋には数多くの栗が実ることでしょう。栗ばかりでなく、くるみ、栃の実などは縄文時代から食べられてきました。今ではどんぐりは食べなくなりました。

先週の20日木曜には、オレンジ会役員会・総会・懇親会が開催されました。北垣宗治初代学長の「大学のある町」の構想に基づいて、アメリカ・アイオワ州オレンジ市にあるノースウェスタン大学と本学で教育学術交流協定を結び、そこから発展して新発田市とオレンジ市が姉妹都市となりました。両市で派遣団を送り、オレンジ市に派遣された訪問団員を中心にして、本学を支援するオレンジ会が26年前に発足しました。

新発田市と聖籠町の役所・議会・商工会議所ならびに市民で構成されるオレンジ会は、本学と地域社会をつなぐ重要なパイプとなってさまざまな形で本学を支援していてくださいます。オレンジ会役員会や総会では活動報告と決算、計画と予算のほかに、学生たちの街中での種々のアクティビティと教職員の各種委員、学生寮活動報告の後に、学生たちの活躍の一端を紹介するとその数の多さと活躍の大きさに驚きの声を耳にしました。

2019.6.28学長ブログ

オレンジ会総会で、大学の近況についてご報告しました

 

本学の学生たちが大学での学びに加えて、地域社会でのアクティブラーニングで地域社会の人々の手によって大きく成長させていただいていることを心から深く感謝しています。おかげさまで23日日曜の6月オープンキャンパスには、学食に入れないほど多くの高校生と保護者ならびに引率の教員の方々が集まりました。これから本学を目指す高校生たちも、在学生に続いて地域社会で活躍することを期待します。(山田 耕太)

第2回オープンキャンパス(6月)を開催しました

$
0
0

大学進学をお考えの高校生の皆さんを対象に、今年度2回目となるオープンキャンパスを開催しました。

参加した高校生の皆さんに、敬和学園大学で活躍している先輩学生スタッフの案内で、1日大学生活を体験してもらいました。

 

オリエンテーションでの大学紹介に引き続き、午前中は「授業体験」を受講していただきました。

長坂康代准教授「アジア各国のマクドナルド徹底比較! -分析すると何がみえる?-」

長坂康代准教授「アジア各国のマクドナルド徹底比較! -分析すると何がみえる?-」

藤野豊教授「草莽(くさむら)の歴史学!」

藤野豊教授「草莽(くさむら)の歴史学!」

グレゴリー・グッドマーカー教授「One Earth(一つの地球): 文化の多様性」

グレゴリー・グッドマーカー教授「One Earth(一つの地球): 文化の多様性」

マイケル・ヤップ講師「English skills for Communication」

マイケル・ヤップ講師「English skills for Communication」

田中利光教授「世界最古の福祉法 ~ハンムラビ法典とユダヤ法~」

田中利光教授「世界最古の福祉法 ~ハンムラビ法典とユダヤ法~」

堀野亘求准教授「よりよい社会を生み出すソーシャルビジネスの可能性」

堀野亘求准教授「よりよい社会を生み出すソーシャルビジネスの可能性」

 

ランチは、敬和学園大学自慢の手作りの定食。授業体験を担当された先生や学生スタッフ、職員たちと一緒に学食を味わいました。
食後には地元のおすすめスイーツ、パトランの「スフレサンド」もいただきました。

ランチメニューは、おろし竜田揚げ定食とビーフストロガノフ アスパラ添え

ランチメニューは、おろし竜田揚げ定食とビーフストロガノフ アスパラ添え

 

午後は、学生スタッフの案内のもと、キャンパスツアーで学内を見学していただきました。
また、学生によるアクティブラーニング活動(「国際交流ファシリテーター」、「映像作品制作」)や留学体験の発表を聞いていただきました。

キャンパスツアーの活動発表(国際交流ファシリテーター)

キャンパスツアーの活動発表(国際交流ファシリテーター)

キャンパスツアーの活動発表(映像作品制作)

キャンパスツアーの活動発表(映像作品制作)

キャンパスツアーの留学体験発表

キャンパスツアーの留学体験発表

 

参加者の皆さんには、幅広い学びと実践的な社会活動を組み合わせて学びを深める「敬和教育」を感じていただけたのではないかと思います。

次回は、7月13日(土)、お申し込みはこちらからどうぞ!

山田耕太学長とスタッフ学生たち

山田耕太学長とスタッフ学生たち

敬和学園大学「人文社会科学研究所年報」 No.17(2019年6月)

$
0
0

敬和学園大学 「人文社会科学研究所年報」 No.17

<共同研究報告1>
高大7年制教育に向けてのパイロットスタディ(試験的研究)-敬和学園高校出身者の英語力の伸長度調査-
敬和学園大学英語文化コミュニケーション学科1年生の英語能力・英語学習に関する実態調査(2) 川又 正之(敬和学園大学 教授)、上野 恵美子(敬和学園大学 名誉教授)(pdf形式、932KB)

<共同研究報告2>
LGBTをはじめとする性的少数者についてのアクション・リサーチを通した包摂的な大学共同体の構築
敬和学園大学LGBT人権研究グループKeiwa-signの活動の教育的意義 -2017年度研究活動より- 虎岩 朋加(敬和学園大学 准教授)、Andrew Steltzer、(敬和学園大学 契約講師)池田 しのぶ(敬和学園大学 助教)(pdf形式、1,030KB)

<共同研究報告3>
中国少民族地域、内モンゴル自治区における地下資源開発についての研究調査
内モンゴルにおける地下資源開発に関する一考察 木下 光弘(敬和学園大学 専任講師)(pdf形式、1,154KB)

<寄稿>
中国・陝西省におけるレッドツーリズム(紅色旅游)について:西安及び洋県を中心に 一戸 信哉(敬和学園大学 教授)(pdf形式、2,276KB)
女性雑誌『ナチ女性展望』NS Frauen Warteに掲載された広告を分析する 桑原 ヒサ子(敬和学園大学 教授)(pdf形式、3,601KB)
ダグラス・コープランド文学における環境表象の起源と発展 -エッセイ「黒いどろどろ」を中心に- 荒木 陽子(敬和学園大学 准教授)(pdf形式、757KB)
寺地遺跡の巨大木柱遺構とその性格 藤田 富士夫(敬和学園大学 非常勤講師)(pdf形式、5,417KB)

「人文社会科学研究所年報」 No.17 (2019年6月)

平和を学ぶ

$
0
0

チャペル・アワーは、宇田川潔先生(本学副理事長)がご自身に関係の深い幼稚園における卒園式のお話しを通して、キリスト教主義教育の精神について教えてくださいました。神さまの眼の中にあっては、皆、等しく尊いものとされていること。一人として同じ存在はこの世界には存在しないが、どの人も、神さまに等しく愛されていることを心に留めることができました。アッセンブリ・アワーにおいては、4月より本学で教鞭をとられている石坂誠先生(共生社会学科准教授)が、長野県にある戦争にまつわる二つの記念館についてご紹介くださいました。戦前・戦中の無謀な国策によって中国大陸に移民していった人々の(またその移民によって土地を奪われた中国の人々の)消息を伝える阿智村・満蒙開拓平和祈念館。もう一つは、学徒出陣によって命を散らされた美術学校の学生さんたちの絵画を集めた上田市にある無言館。いずれの記念館の展示も、戦争の悲惨さと平和の尊さを、(たとえパワーポイントを通してであったとしても)観る者の心に重く訴えてくるものでした。「平和は戦争がないというだけではない。暴力と差別と貧困に苦しむ人がなおざりにされているなら、たとえ戦争がなくても、その状態は真の平和とは言えない」との、石坂先生の言葉も心に残りました。聖書は、小さき者、弱き者、貧しき者、虐げられている者たちを心から慈しむイエスという方を指し示しており、その方を「平和の君」と呼んでいることも、心に留めていただきたく思います。(下田尾 治郎)

Ⅰ.チャペル・アワー 
説教 「愛するって?」 副理事長 宇田川潔 先生
20190621チャペル・アッセンブリ・アワー1

Ⅱ.アッセンブリ・アワー
講話 新任教員スピーチ「平和へのメッセージ・フローム長野~送った側の悔恨と送られた側の思い残し~」 准教授 石坂誠 先生
20190621チャペル・アッセンブリ・アワー2

<参加学生の感想>
感想1) 宇田川先生のお話で、卒園式のテストの話がとても印象的でした。神さまはどんなに上手にできる子も下手になってしまう子も、勉強ができる子もできない子も、運動ができる子もできない子も、すべての子どもを愛すということを子どもたちに教えているところに感動しました。小さいころから自分の存在意義を知ることはすごくよいことだと思いました。
感想2) 「戦争」は「不幸なもの」の象徴だと認識していました。石坂先生のお話を聞いて、今まで「戦争がない世界」=「平和」と考えていましたが、そうではないと改めて考え直しました。終戦後日本国内で戦争が70年以上も行われていない今、「平和ボケ」という言葉が聞こえてきます。実際、貧困、差別など平和とは言えない問題がこの日本にはたくさんあります。それに目を背け続けるのはどうだろうか。
感想3) 石坂先生の話された「無言館」に行ってみたいと思いました。なぜ無言館なのだろうかと思ったが、何も語らない絵から思いを感じ取る人もそれを見て無言になるから「無言館」なのだと、よく考えられた深い名前だと思いました。

神を敬い、人に仕える

$
0
0

遠くの大日岳の雪渓は既に6月にすべて消えました。その背後にある飯豊山の雪渓がまだ少し残って見えます。昨年の冬は平野では雪が少なかったですが、山では大雪であったことが分かります。

先週の29日土曜に、敬和学園の高大合同研修会が大学で開催されました。高大合同研修会は、年2回開催されています。今回は昨年12月の研修テーマを受け継いで、高大連携を深めていく中で、大学の研究の一端と三学科の教育内容を紹介して、大学教育に対して理解を深める研修会となりました。

敬和学園では高校の卒業生の約4分の1が、同じ法人の大学に進学し、大学の入学生の約4分の1が同じ法人の高校の卒業生となっています。高校にとっても大学にとっても少数派の4分の1をつないで、7年間の一貫した敬和教育を展開して、ユニークな人物の育成をしていくことを改めて決意しました。

高校では「敬神愛人」をモットーにしてきました。大学では校歌の冒頭の一節「神を敬い、人に仕える」とそれを対人サービスに解釈して、育成する人間像を描いてきました。現在の日本では6割以上が第3次産業の各種のサービス業で働いています。今後はその割合はさらに高まっていきます。

2019.7.5学長ブログ

敬和学園大学校歌1番

 

高校と大学でさらに連携を深めて、一人ひとりの存在を大切にして、国際的な視野を持ちつつ、地域社会で活躍する人物の育成に励んでいくことに努めていきます。これからますます発展するAI時代に人間らしい心をもって人間らしい判断をしていくリベラルアーツ教育に邁進していきます。(山田 耕太)


7月15日(月・祝)は、通常授業を行います(学バス運行、食堂・売店営業のお知らせ)

$
0
0

7月15日(月・祝)は、通常授業を行います。
学バス運行、食堂・売店の営業についてお知らせします。

 

スクールバスの運行について

<スクールバスの運行はこちらをご覧ください。>
https://www.keiwa-c.ac.jp/bus/

 

学生食堂、売店の営業について

日程 営業時間
7月15日(月・祝) (食堂)通常営業
(売店)通常営業

サマーフェスティバル2019に敬和学園大学の学生が参加します(7月27日)

$
0
0
サマーフェスティバル2019

サマーフェスティバル2019

新発田のメインストリートが歩行者天国となり、一夜限りの「たのしいまち」が出現するイベント「サマーフェスティバル」!
今年のサマーフェスティバルでは、サマーフェスティバル実行委員会さまのご厚意で「敬和学園大学ブース」を設けてもらいました。

オレンジ会の全面的なご協力で開講している授業科目「地域学」を受講した学生が中心となってその学びを展開させた屋台7店舗を用意し、それぞれオリジナルの商品をつくり、それをいかに販売していくかを考え、準備を進めています。
また、当日は新発田市バスケットボール協会による「四世協会国際親善交流会」の行事の一環で、アメリカから中学生およびコーチ、保護者ら約100名がサマーフェスティバルに繰り出します。そこには英語を学ぶ敬和学園大学の学生が「英語ボランティア」として付き添います。

ぜひ皆さま足をお運びいただき、敬和学園大学の学生たちと共に「夏の一夜」をお楽しみください。

地域連携センター

参加イベント名

サマーフェスティバル2019

 

日時

2019年7月27日(土) 17:00~21:20(小雨決行)

 

出店屋台(予定)

・オリジナル手ぬぐい販売
・イラスト販売
・ネイル体験、バッチ販売、LGBTパレード(keiwa sign)
・野菜カレー、ラッシー、マレーシア紅茶(インド・パキスタン料理店「ナイル」とのコラボ)
・カラフル季節野菜 with 味噌ディップ(寮飯会)
・鉄板オムそば、タピオカミルクティー(主濱ゼミ)
・カフェ(アイスコーヒーなど)
* 敬和学園大学の学生たちは、新発田市の泉屋染物店さまの元で学生がデザイン・制作した「オリジナルはっぴ」を着てイベントに参加します。地域と関わりながら、地域から学ぶことを実践している一例です。

 

会場

新発田市本町交差点から下町交番交差点、1000m続くジャンボ歩行者天国
(敬和学園大学ブースは、諏訪町たまり駅付近です)

 

お問合せ

敬和学園大学 教務課 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)

Tel: 0254-26-2514  Fax: 0254-26-3646 Mail: kyomu@keiwa-c.ac.jp

「地域学」でホテル摩周さまを見学しました

$
0
0

敬和学園大学には「地域学」という授業があり、地元の自治体や会社のトップの方からお話を伺える機会が用意されています。

今回の授業では、地元新発田市の月岡温泉にあるホテル摩周さまを見学させていただきました。
月岡温泉は硫黄含有量全国2位を誇る硫黄泉で、硫黄泉には珍しいアルカリ性の性質も持ち合わせており、美肌効果があることから「美人の湯」と呼ばれています。エメラルドグリーン色で、とろみがかったお湯が特徴の温泉です。今年で開湯105年の歴史があります。

ホテル摩周さまは、数年かけて行った全館リニューアルを終え、いろいろな人がそれぞれのスタイルで「ほっ」とできる空間に生まれ変わりました。
館内見学では、石塚社長から客室とレストランをご案内していただきました。
新しくなった客室は、5タイプ全38室あり、和洋さまざまなタイプの間取りや趣の異なったインテリアが設置されていたり、全て仕様が異なります。それぞれの客室に特徴を持たせることで、自分に合った客室を見つけてもらい、また来たいと思ってもらえるような工夫をされています。
段差のないフラットな床や、全室禁煙化など、ストレスなく過ごせる工夫により、居心地のよい空間ができあがることを学びました。

20190621地域学会社見学1

落ち着きある色合いで、「ほっ」とできる空間に

20190621地域学会社見学2

客室それぞれに趣の異なったインテリアが置かれています

 

次にレストランを見学しました。
できたてのものをすぐに食べていただきたいとの思いから、リニューアル後は客室での料理提供をやめたそうです。そのことにより従業員の方の負担が軽減し、よりお客さま一人ひとりに対するおもてなしができるようになったそうです。
2か所あるレストランは、お客さまのニーズに合わせて料理や席が選べるスタイルになっていて、お客さまに対する気配りが感じられました。

20190621地域学会社見学3

個室やお座敷もあり、多様なニーズに対応できます

 

お客さまが直接手に触れるイスとテーブルは手作りのものを使い、部屋ごとにデザイン、触り心地、座り心地が異なります。

20190621地域学会社見学4

実際に触り心地、座り心地を体験してみました

 

最後に、月岡温泉の現状や観光客誘致の取り組みについてお話を伺いました。
ホテル摩周さまは、リニューアルに伴い、売店の規模を縮小し、館内にあったスナックやラーメン店をなくし、お客さまに旅館の中だけで楽しむのではなく、月岡温泉の街歩きをしてもらえるような造りにしたそうです。

ホテル摩周さまを見学した後、実際に月岡温泉街を散策しました。
空き店舗が目立っていた目抜き通りには、新潟をテーマにした試食・体験のできるお店が現在6店舗オープンし、街全体が歩きたくなる温泉街へと変わり続けています。

20190621地域学会社見学5

月岡温泉街を散策しました

20190621地域学会社見学6

「あしゆ湯足美」一度浸かるだけで、肌がつるつるになります

 

学生たちは、ホテル摩周さまが取り組まれているお客さまに対する心温まるおもてなしを随所に感じることができたと共に、職場環境を整え、従業員がここで働けてよかったと思えることがお客さまの満足度につながるということを教えていただきました。また、旅館と街が共存し、月岡温泉の街全体が活性化することでより旅館の存在感も増すことなど、月岡温泉の取り組みについても学ぶことができました。

ホテル摩周さま、ありがとうございました!

『地域学』 学生による発表会のご案内(7月26日)

$
0
0

20190201地域学2発表会1 敬和学園大学では、地元企業の社長や現場のトップの方を講師にお招きし、授業科目「地域学」を開講しています。
この授業では、毎回講師の方々の経営哲学や実践方法などを講義として伺い、続いて翌週に講師の方の仕事場を訪問する実体験を通して、現実の問題や課題などを理論と照らし合わせて解決する手法を学んでいます。
この授業での講演および見学を踏まえて深めた「地域」に関する学びの成果を、以下のとおり学生たちが発表します。皆さまからのご参加をお待ちしております。

日時

2019年7月26日 金曜日  13時10分から14時40分

名称

地域学1 発表会(学生による「地域」の学び成果発表)

発表内容および発表者

1.「菊水酒造」様について          発表者: 新井美納理、百瀬澪、並木慎太、高橋京助、渡邊明日香
2.「東北電力東新潟火力発電所」様について  発表者: 味方紗和子、賀キンヨウ、長谷川日南子、親松亮太、山本遼太朗
3.「ホテル摩周」様について         発表者: 小川桂汰、有本らな、川瀬樹、高橋大嗣、屋仲幹太

* コーディネーター 長坂康代 准教授(国際文化学科)

会場

イクネスしばた 多目的室1
*イクネスしばたまでのアクセスはこちらをご覧ください。

お問い合わせ

敬和学園大学 教務課教務係 新潟県新発田市富塚1270(957-8585)
Tel : 0254-26-2514 Fax : 0254-26-3646 Mail : kyomu@keiwa-c.ac.jp

新潟開港150年の年に

$
0
0

昨年と同様に今年も梅雨のゲリラ豪雨が各地に被害をもたらしました。7月7日の七夕も全国的に曇り空や雨模様となりました。

今年は1869年(明治2年)に開港5港の一つとして新潟港が開港して150周年の年にあたります。1858年(安政5年)に江戸幕府はアメリカ・イギリス・オランダ・フランス・ロシアと修好通商条約を結び、神奈川(横浜)、函館、長崎・新潟・兵庫(神戸)の5港を開港しました。

新潟港は海上交通による物流が盛んであった日本海側の唯一の港として開港しました。しかし、港が信濃川河口にあり、浅瀬で船が入りにくく外国船による調査が行われたり、新潟でも戊辰戦争の影響で幕府側と政府側との戦闘が起こったりして、開港が1年遅れました。

新潟に来た外国人は、領事や商人や宣教師でした。新潟は他の開港4港や開市した東京の築地や大阪の川口と違って、外国人の居住者は家族を含めて多い時でも20人余りと極めて少なく、外国人居留地が形成されることがありませんでした。

敬和学園は、新潟ブラウン塾と新潟キダー塾、パーム病院、スカッダ―家らが中心となって支援した北越学館と新潟女学校を精神的前身として、新潟開港100周年事業として発足し、明治のミッション・スクールの精神を復活させて、現代に展開している学園です。(山田 耕太)

2019.7.12学長ブログ

本学体育館に飾られているパーム宣教師の写真

Viewing all 1463 articles
Browse latest View live